中国支援

  • 上海

1998年〜2009年 華東師範大学 教育奨学金制度

1998年に華東師範大学に当基金が設立した教育奨学金制度は、10年の間、学生、院生の勉学の一助となり、2009年3月27日に一定の効果を双方確認の上終結した。

2002年から2年間に渡って基金より奨学金支援を受けた「席 哲人」さんが、2013年に華東師範大学の准教授に就任し、基金との橋渡しをしてくれている。

2013年〜現在 華東師範大学 集中講義

2012年から2年間ほどは尖閣諸島問題で渡航が困難であったが、2013年11月に再び渡航が可能になり、現在は集中講義という形で交流を続けている。この間に支援の申し出はある。


  • 天水

1998年〜現在 建物建設支援

1998年より支援開始。

現在までに衛生院(病院と保健所機能が合わさったもの)5箇所、小学校5箇所の建設支援を行なった。

現在も連絡を取っている。

1998年〜2011年 天水市衛生学校 医学奨学金制度

1998年より支援開始。

天水市衛生学校に当基金が設立した医学奨学金制度は、資金的に困難な学生に対して一人当たり年間500元6名枠で選出。

現在までに60名余りの医師、看護師、保健師を育成した。

2011年より農民戸籍の出身者に対して学業補助金が開始されたので、基金からは一旦奨学金授与を停止しているが、昨今の急激な物価上昇に伴い、経済的貧困は否めない状況である。


2002年〜2010年 春雷女童班 教育奨学金制度

2002年より支援開始。

天水市において、経済的理由によって小学校に通学できない女児への学費支援。一人当たり年間300元の学費を3年間行い、小学校を中途退学したものを復学させ、卒業させる制度である。30名選出すると女童班クラスが1クラス結成でき、先生が配属できるので、30クラスを2002年より2009年まで結成した。

2010年からはからは小学校は全員無料と政策が変更されたため、2010年6月を持って終了した。


  • 廈門

2010年〜現在 愛彗教育訓練センター 臨床支援制度

2012年より支援開始。

福建省廈門市ににある「愛彗自閉症教育培訓中心(教育訓練センター)」に当基金が臨床支援制度を設立した。

愛彗教育訓練センターは、自閉症等のの発達障害児の通所施設で、現在3歳から20歳までの障害児が60名ほど通所している。訓練は集団訓練と個別訓練があり、集団では感覚統合、、音楽、絵画、生活習慣等のプログラム、個別では認識学習のプログラムが行われている。

当基金は、

①専門的な診断と訓練のプログラム

②トレーナーの専門的訓練とと育成

③保護者への指導、セミナー等

を行なっている。

年2回渡航し、現在までに11回の支援を行なった。

現在は第3次契約を2018年10月に終結し、支援の継続をしている。

保護者に向けて指導、セミナーを行なっている所

保護者からの質問に答えている所

愛彗教育訓練センターで作業をする通所者たち

3年前から愛彗教育訓練センターで行なっている歯科検の様子

Yoshitaka's  hope fund のメンバーと通訳、愛彗教育訓練センターの職員たち